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		glclock のコンパイル方法について

	２０００年６月
	Masa（川瀬正樹）
	E-Mail: masa@daonet.gr.jp
	URL   : http://www.daionet.gr.jp/~masa

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●このドキュメントについて

このドキュメントは、UNIX X-Window 環境で glclock をコンパイルするためのものです。

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●必要なコンパイラ、ライブラリについて

glclock は、C++ 言語で記述してあります。
また、OpenGL と glut ライブラリを使用しているため、コンパイルの際には、
C++ コンパイラおよび、X11、OpenGL、glut ライブラリが必須です。
OpenGL は Mesa 3D Graphics Library でも代用可能です。
ただし、環境や Mesa のバージョンによっては一部の機能が正常に動作しない可能性が
あります。

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●コンパイル方法

makefile の内容を確認し、次に示した部分を各自の環境に合わせて適切に修正して
下さい。

       COMPILER = g++ -c
         LINKER = g++
            OPT = -O2

   INCLUDE_PATH = -I/usr/X11R6/include
       LIB_PATH = -L/usr/X11R6/lib

           LIBS = -lglut -lGLU -lGL -lXi -lXmu -lXext -lX11 -lm
      MARK_LIBS = -lm

COMPILER と LINKER は必ず C++ 用のコマンドにしてください。
make.* はその他の環境でのサンプルです。よければ参考にしてください。

make all

で、glclock および glclockmark をコンパイル、リンクします。
makefile 内の インクルードパスやライブラリパスを適切に設定していれば、
ほとんど問題なくコンパイルできるはずです。

glclock および glclock Mark の使い方については、GUIDE.txt, MANUAL.txt,
GLCLOCKMARK.txt を参照してください。

プログラム内容については、後から後からさまざまな機能を付け足したために、
えらいことになってしまいました。
我ながら情けない構造になっているため、解析するのは困難だと思います。
というか、見ないでください（ぉ

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●エラーが出る場合

スリープ処理関係でエラーが出る可能性があります。
「usleep() 関数が未定義である」というエラーが出る場合は、
glclock.H の最初の辺りにある

#define NO_SELECT

をコメントアウト（削除）してください。
代わりにシステムコール「select()」を使用します。
ただ、これでもエラーが出る場合は、最終手段として同じく最初の方にある

//#define NO_SLEEP

のコメント（//）を外してください。
こうするとこのエラーは確実に解消できますが、スリープ処理を一切行わなくなります。
つまり、-sl[eep] オプションが無効になります。
このオプションについての詳細は、MANUAL.txt をご覧下さい。