C++ で data のやり取りをするには仕様があります。
DATA に型を持たせているのです。
これによって、便利な面と不便な面を明確にしました。
結果としての良し悪しは賛否両論ですが、C++ を扱う以上避けられません。
[ 型 ]
こんな感じでしょうか。
文字と文字列を分けたのは、各々の前提条件によります。
まず数値では 整数と小数があります。
整数は computer にとって簡単な計算になります。
しかし小数は計算が複雑になります。
これは厳密にいえば computer が二進数しか扱えないため二進数で小数計算をするためです。
この高速化を図り、技術者達は歴史を作ってきました。
結果的に統一された仕様や規格は存在せず CPU や MPU などに依存します。
大きくわけて今主流な技術は次の二種類です。
現段階でこれらの機能的な理解は必要ありません。
必要になったらそのときには、自分でも把握できる段階に成っていると思います。
現段階で記憶しておいて欲しい事は次の通りです。
- 小数を扱うより整数のが基本的には処理が軽くなる傾向があります。
(整数で済む問題なら、無闇に整数の値を小数の値に変換しないという事です。)
Ex.金額の合計とかで足し算引き算しかいらない場合など。
- 小数を扱う場合は精度もある程度気にしよう。
※金利など小数点を含む場合は小数を使いましょう。(当然といえば当然ですが。)
次に字の方ですが、基本的に文字と文字列に分類できます。
文字と文字列は基本的に文字単体と列になっているだけの違いです。
- 文字は半角文字一文字を意味し 1 byte の code で表せるもの
- 1 byte の文字以上の size を持つ全て
詳細は literal の項目で説明します。