int main() {
	return 0 ;
}

型宣言 関数名( 引数 ) { 処理内容 }

型宣言 int 関数名 main(引数) { 処理内容 return 0 ; }

int main() {
	return 0 ;
}

しかし、返すといっても、疑問が湧きます。
返すという値は、「何処に返す」のか定義を知らないため、理解しにくいという事です。
しかし、この main関数に関してだけは、まず覚えてしまう事が良いと思います。
知らないと苦労するって事もありませんし。(問題発言)
ここまでは、そのまま記憶してしまいましょう。
他にも、書籍の中には

void main() { }

と書いてある場合もあります。
結局のところ、今の学習段階では、どちらでも良いのです。
しかし、できれば、前者で書く癖をつけて置くといいです。

int main() {
	return 0 ;
}

そこで次の sample を見てください。

int main() { return 0 ; return 1 ; }

意味も無く、処理内容を1つ増やしてみました。
program の動作的には問題無いのですが、
return 1 ;
の処理は、この program では全く無効です。無意味です。
return しか知らないために、これで説明します。
この sample では、return 0 と return 1 の二つの処理をする内容になっています。
しかし、実際には、return を実行すると、main関数から抜けてしまうので、ありえません。
このとき、statement として区切った semicolon が発揮されます。
semicolon で区切ったことによって、二つの処理が可能になったのです。
C++ では、token のlayoutに指定はありません。
つまり、

int main() { return 0 ; return 1 ; }

この sample を、

int main() { return 0 ; return 1 ; }

や、

int main() { return 0 ; return 1 ; }

としても表現できます。
token さえしっかりと記述しておけば、どんなlayoutも可能なのです。
しかし、それでは、semicolon が無いとどんなことになってしまうのでしょう。

int main() { return 0 return 1 }

不本意にも、return 0 return 1 という１つの意味不明な処理を記述した事になります。
いえ、正確には1つの意味不明な処理どころか、1つの途中の書きかけといったところでしょうか。
つまり、処理を複数するには、semicolon で区切り statement を1つ1つ作り上げていくことなのです。