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人を物理的に失うとき、その人を想う事がある。
その人を想う…自分がいることに気付く。
消えてしまった実感と同時に強く刻まれるその人の印象。
もし、そう感情が芽生えたのなら、 きっと その人に何かが出来る事に関係なく、 その人に何かが出来ている証。
何かをしてもらうより、何かをするより、 想う事する人がいることが大切だと自分は想う。
何かをする事が一般的な風習を守るものであれば、 自分の想いは薄く、あるのは一般という義務
義務感に染み込み、 「意」の感じない行為に、 本当に ぬくもりなぞ感じられるものだろうか……
例え結果的に何もしなくとも、 自分の意として、その人を想うなら、 記憶の連続の中で活きる証になる。
自分で自ら抱く想い…… それほど活きていた証として 自分ならうれしい事はないと想った
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